こんばんわ〜
Web拍手ありがとうございます。
ふっ、と不安になったり
落ち込んでいたりしていたときに
いただく拍手はありがたく、元気になります。
お礼申し上げます。
さてさて、先日土曜日に
都内に写真展を観に行ってきました。
渋谷はBunkamuraザ・ミュージアムの
「ソール・ライター展」
ソール・ライターさんというのは
ニューヨークの写真家さんで
その存在も展示会も知ったのはごくごく最近
ニューヨークとあらば、行かねばなるまい!と
ほぼ1年ぶりに渋谷Bunkamuraに向かいました。
うお〜
土曜日の渋谷、めっちゃ人多い〜
外人多い〜写真撮ってるう〜
スクランブル交差点を
無様にぶつかりながら進む
茨城県民ここにあり…。
人混みをかきわけかきわけ
何とか展示会会場に到着
最終日前日とあってお客が列なしてましたが
わりとすんなり入れました。
猫の写真はあんまり無かった
さて、このソール・ライターさん
("Saul Leiter"だから「サウル・ライター」?)
1950年代ごろから主にファッション雑誌等で
活躍したカメラマンさんで
2013年にお亡くなりになっておりますが
ほんとは画家志望で
日本の浮世絵の影響も受けたという事もあってか
写真なんだけど絵のような
なかなか変わった構図の
渋い詫びさびの効いた写真を撮った方でした。
こういう海外のひとの写真展って
しみじみ観るのは初めてだったんですが
また絵を鑑賞するのとは違って
映画のワンシーンを見ているような
臨場感があるというか
古い時代のニューヨークの息遣いとか
街の雰囲気とか感じ取れて
なんとまあ、素敵!感動!
また、ソール・ライターさんは
絵も描いておられまして、
それがまた素敵な色遣いの抽象画的な絵で
(きっとカラーセピストの妹が見たら
面白がるんだろうなあ…って感じの絵)
明るくて優しい感じの絵なので
ワタシはすっかり気に入ってしまいました
1枚欲しいくらい
しかし、他のお客さんは
「何描いてあるかわからん…」
「ライターさんって写真家で正解だったね
これじゃあ画家は無理だよ〜」
とか言ってくすくす笑いながら
絵のコーナー素通りして行っちゃう
そうかなあ…?ワタシは
写真も絵も素敵だと思うんだけど…?
会場には
ライターさんの愛用した
カメラとかも展示してあったんですが
そこにアルミのフイルム入れがあって
昔、死んだ父方のおじいちゃんが
こういうの持ってたなあ〜
懐かしい…
と、しんみりしてしまったり
なかなか感慨深い、いい展示会でした。
何か、これで、
ニューヨークの風景が描けるような気がします。
うん、描けるといいな。
えへへ。